株式市場全体を動かす経済

株式市場は、経済的な要因に大きく左右されます。
景気が低迷している時は、リスクの高い株式から安全性の高い債券にマネーが逃避しますので、株価が低迷します。そこで、政府は景気を刺激するために、政策金利を引き下げたり、中央銀行が国債を買い取ってマネーを供給するなどの金融緩和を実施します。
金融緩和が行われると、株式が盛んに買われるようになりますので、市場は活性化し、株価は上昇します。これを不景気の株高といいます。やがて、景気が上向きになると、さらに株価が上昇します。
しかし、この状態が続けばバブルに発展してしまいますので、政府は金融緩和を徐々に縮小し、最終的には撤廃します。それでも市場の過熱が収まらなければ、今度は政策金利を上げるなどの金融引締めを行います。さらに、景気がこの先曲がり角を迎えることが予想されますので、投資家は、リスクの高い株式取引から資金を引き揚げ始めます。そして、好景気にも関わらず株価の上昇はストップし、逆に下落が始まります。
やがて景気上昇もストップして下落に向かい始めると、株価もさらに下落します。下落のスピードは、投資家の恐怖心理が働きますので、上昇している時よりも急になり、暴落もしばしば起こります。
このように、株価は景気や政策によって上昇、下降を繰り返します。海02

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