金利と株価の関係

金融市場を構成するものに、株式と国債があります。沖縄01
株式は、投資家に盛んに買われて需要が高くなると株価が上がり、逆に需要が低くなると下がります。一方、国債は、需要が高くなると金利が下がり、低くなると上がります。
株式と国債の需要は、理論的には逆相関関係にあります。投資家が市場で運用する資金は、景気によって変動するものの、限りがあります。景気が良くなると、高い利益が得られる株式が買われます。その資金は、国債を売ることによって調達されます。
逆に、景気が悪くなると、株式を保有していると損をしますので、売却する動きが盛んになります。株を売って得た資金は、安全性が高い債券へ振り向けられますので、国債の買い需要が高くなります。
しかし、このような構図にならないこともしばしばです。近年よくあるパターンとして、金融緩和による影響があります。
株式市場が低迷すると、政府は景気を刺激するために金融緩和を実施します。その1つとして、中央銀行が国債の買いオペレーションを実施します。そして、投資家が持っている国債を買い取り、代わりに資金を供給します。投資家は、国債を売って得た資金で株式を購入して利益を狙います。その結果、株式の需要が高くなっても国債の需要は低くなりません。

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